7月は、太陽の光とともに子どもたちの笑顔が輝く季節です。
2歳児クラスでは、水あそびや七夕などの活動を通して、心も体もぐんと成長していきます。
今回の記事では、「おたより 2歳児 7月」をテーマに、季節感を取り入れた文例や、読み手の心に届く書き方のコツをたっぷり紹介します。
そのまま使える導入文・本文・結び文のほか、フルバージョンのおたよりテンプレートも掲載。
忙しい先生でもすぐに使える構成で、読む人にやさしさと温もりを届ける内容になっています。
2歳児らしい“夏のきらめき”を感じるおたよりづくりに、ぜひお役立てください。
7月のおたよりを書く前に知っておきたいこと
7月は夏の始まりを感じる季節です。
2歳児クラスでは、水あそびや戸外あそびなど、体をたくさん動かす活動が増える時期ですね。
ここでは、7月のおたよりを書く前に押さえておきたい大切なポイントを見ていきましょう。
2歳児の発達と7月ならではの成長の姿
2歳児は「自分でやりたい」という気持ちがぐんと伸びる時期です。
服を自分で着ようとしたり、靴をはこうとしたり、さまざまな場面で小さな挑戦を見せてくれます。
おたよりでは、その頑張る姿を温かく描くことが大切です。
| ポイント | 書き方のヒント |
|---|---|
| 「自分で!」の姿 | 「シャツを自分でかぶる姿に成長を感じます」など具体的に書く |
| 友だちとの関わり | 「おもちゃを貸したり、順番を待ったりする姿」を入れる |
7月のおたよりでは、このような日常の小さな成長をエピソードで伝えると、保護者の方もお子さんの姿を思い浮かべやすくなります。
おたよりで意識すべき3つのポイント(季節・成長・家庭連携)
おたよりは、ただ園の様子を伝えるだけでなく、家庭と園をつなぐ大切な役割を持っています。
7月らしい活動、子どもの成長、そして家庭とのつながりの3つを意識して構成すると、内容にまとまりが生まれます。
| 視点 | 伝える内容の例 |
|---|---|
| 季節 | 「水あそびや風あそびなど、夏を感じる活動を楽しんでいます」 |
| 成長 | 「友だちと一緒に笑顔で過ごす時間が増えています」 |
| 家庭連携 | 「おうちでもお話を聞いてあげてくださいね」など優しい一言を添える |
保護者の心に届く言葉づかいのコツ
おたよりは“文章の温度”が伝わる大切なコミュニケーションです。
専門的な言葉や説明ばかりよりも、自然で柔らかい表現を意識しましょう。
「〜している姿がほほえましいです」「〜を楽しみにしているようです」など、観察の目線で語ると安心感が生まれます。
| 避けたい表現 | おすすめの言い換え |
|---|---|
| 指導しています | 一緒に取り組んでいます |
| できるようになりました | 挑戦する姿が見られます |
| 成長しています | 日々の変化を感じます |
言葉のトーンを柔らかく整えることで、読み手の心に優しく届くおたよりになります。
7月のおたよりは、「元気」と「ぬくもり」のバランスがポイントです。
明るい活動の様子と、子どもたちの一瞬の表情を大切に切り取って書いていきましょう。
2歳児クラスにぴったりな7月のおたよりテーマ
7月は活動の幅が広がり、子どもたちの笑顔があふれる季節です。
この章では、2歳児クラスのおたよりにぴったりなテーマを4つ紹介します。
どれも園の様子を伝えやすく、保護者が読んで共感しやすい内容です。
夏を満喫する「水遊び・どろんこ遊び」
夏の定番といえば水あそびやどろんこあそび。
冷たい水の感触に触れることで、子どもたちは全身で季節を感じます。
おたよりでは、「夢中になって遊ぶ姿」や「最初は戸惑っていたけれど楽しめるようになった様子」を丁寧に描くと魅力的です。
| テーマ | 文例 |
|---|---|
| 水あそび | 「ジョウロやカップを使って水をすくったり流したり、夢中で楽しむ姿が見られます。」 |
| どろんこあそび | 「はじめはおそるおそる触っていた泥にも少しずつ慣れ、手足を使って大胆に楽しむようになりました。」 |
活動のねらいや子どもの表情を具体的に伝えると、読んでいる保護者の方も安心感を持てます。
七夕行事を楽しむ「願いを込めた制作あそび」
7月の行事といえば七夕です。
短冊づくりや飾りづけなど、制作あそびを通して季節を感じられる活動を紹介しましょう。
「どんな願いごとを話していたか」など、子どもの言葉をそのまま添えると温かみが増します。
| 活動内容 | 文例 |
|---|---|
| 短冊づくり | 「“アイスをいっぱい食べたい”“お星さま見たい”など、かわいらしい声が聞こえてきました。」 |
| 飾りづけ | 「折り紙の星を貼ったり、キラキラのテープをつけたりして、思い思いに楽しんでいました。」 |
完成した笹飾りを持ち帰る様子を一言添えるのもおすすめです。
暑さに負けない「快適に過ごす工夫」
7月は気温が高く、活動の時間や場所の工夫が欠かせません。
おたよりでは、園でどのように快適に過ごしているかを伝えると、保護者の安心につながります。
| 内容 | 文例 |
|---|---|
| 着替え | 「汗をかいた後は、清潔な服に着替えてすっきりした表情を見せています。」 |
| 休息 | 「戸外で遊んだ後は涼しい部屋でゆったり過ごし、心も体もリラックスしています。」 |
活動のバランスを意識した表現で、子どもたちの毎日を穏やかに伝えましょう。
友だちと関わる「心の成長エピソード」
2歳児の7月は、友だちとの関わりが一段と深まる時期です。
「貸して」「どうぞ」「いっしょに」など、短い言葉でやりとりする姿に成長を感じます。
おたよりでは、こうした関わりをやさしいエピソードとして紹介すると、保護者の心に響く文章になります。
| シーン | 文例 |
|---|---|
| 貸し借りの場面 | 「ジョウロを『どうぞ』と渡す姿に、思いやりの芽が育っているのを感じます。」 |
| 協力あそび | 「水をバケツに入れるのを手伝いながら、笑い合う子どもたちの姿がほほえましいです。」 |
このような小さなやりとりを言葉で残すことが、保護者にとって一番うれしい“成長のしるし”になります。
テーマを明るく具体的に描くことで、7月のおたより全体が生き生きとした印象にまとまります。
そのまま使える!7月のおたより文例集(2歳児クラス向け)
ここでは、忙しい先生でもすぐに使える7月のおたより文例を紹介します。
導入文・本文・結び文に分けて構成しているので、そのまま組み合わせて使うことも可能です。
園の雰囲気や子どもたちの様子に合わせてアレンジすれば、自然で温かいおたよりに仕上がります。
【導入文】7月の始まりを感じるあいさつ文5選
| 番号 | 文例 |
|---|---|
| ① | 少しずつ日差しが強くなり、夏の訪れを感じる季節となりました。子どもたちは汗をかきながらも、元気いっぱいに遊んでいます。 |
| ② | 園庭の木々の緑がいっそう濃くなり、夏の始まりを感じます。ジョウロを手に笑顔で水をまく子どもたちの姿がとても生き生きしています。 |
| ③ | 7月に入り、毎日明るい笑い声が園内に響いています。水あそびや外あそびを通して、体を動かす楽しさを感じている子どもたちです。 |
| ④ | 七夕飾りが風に揺れ、夏らしい光景が広がる季節になりました。短冊に願いごとを書く姿がかわいらしく、成長を感じる毎日です。 |
| ⑤ | 暑さを感じる日が増えてきましたが、子どもたちは水あそびを楽しみながら涼しげに過ごしています。笑顔あふれる季節の始まりです。 |
【本文例】園生活・行事・成長エピソードの文例10選
| テーマ | 文例 |
|---|---|
| 水あそび | タライの水をすくったり、ジョウロで水を流したりと、全身を使って楽しむ姿が見られます。最初は水を怖がっていたお友だちも、少しずつ慣れて笑顔を見せてくれるようになりました。 |
| どろんこあそび | 泥の感触を手や足で感じながら、まるでケーキを作るように夢中になって遊んでいます。自由に楽しむ中で、発想の豊かさがぐんと育っています。 |
| 七夕 | 笹の葉に願いを込めて、キラキラの折り紙で飾りつけをしました。「アイスたべたい」「おほしさまみたい」など、かわいらしい声がたくさん聞こえてきました。 |
| 制作活動 | のりやクレヨンを使って季節の制作を楽しんでいます。思い思いの色を選びながら、指先を上手に動かして作る姿がとても頼もしいです。 |
| 友だちとの関わり | おもちゃの貸し借りをしたり、「いっしょにあそぼう」と声をかけたりする姿が増えてきました。お互いに刺激を受けながら、関係が少しずつ深まっています。 |
| 表情の変化 | 好きな活動を見つけて、自分から「やりたい」と伝える場面も増えてきました。挑戦するまなざしがとても輝いています。 |
| 自然とのふれあい | 園庭でアリやダンゴムシを見つけて観察する姿がありました。小さな発見に目を輝かせる子どもたちの様子に、夏のエネルギーを感じます。 |
| 衣類の着脱 | 自分で服を脱いだり着たりしようとする姿が見られます。うまくできなくても、「じぶんで!」と頑張る姿に成長を感じます。 |
| 言葉のやりとり | 「どうぞ」「ありがとう」などの言葉が自然に出るようになってきました。心の距離が近づき、友だちとの時間をより楽しんでいます。 |
| 遊びの広がり | ままごとやごっこあそびなど、想像力を働かせた遊びも増えてきました。ごっこの中でやり取りする言葉がとても豊かになっています。 |
【結び文】家庭と園をつなぐやさしい締めの言葉5選
| 番号 | 文例 |
|---|---|
| ① | これからも子どもたちの笑顔を大切に、ゆったりと過ごしていきたいと思います。 |
| ② | おうちでも園での出来事をお話ししてみてください。きっと楽しい会話が広がります。 |
| ③ | 暑さに負けず、子どもたちがのびのびと過ごせるよう、引き続き見守っていきます。 |
| ④ | 今月も子どもたち一人ひとりのペースを大切にしながら、心豊かな毎日を過ごしていきたいと思います。 |
| ⑤ | これからも、園とご家庭が一緒に子どもたちの成長を喜び合えるようにしていきましょう。 |
文例を組み合わせるだけでも、おたよりの骨格が自然に整います。
園の出来事に合わせて一部を差し替えれば、オリジナルの文章としてそのまま使えます。
フルバージョン例文|2歳児クラス・7月号おたよりテンプレート
ここでは、7月のおたよりをそのまま使える形で3パターン紹介します。
それぞれの園の雰囲気に合わせて語尾を調整したり、活動内容を差し替えるだけで完成度の高いおたよりになります。
温かく親しみのある文章で、保護者の方に子どもたちの様子をやさしく伝えましょう。
パターン①:元気いっぱいの夏を楽しむおたより全文
少しずつ日差しが強くなり、夏の訪れを感じる季節になりました。
園庭では「みず、かけてー!」と元気な声が響きわたり、ジョウロやカップを使って水を流す姿があちこちで見られます。
初めはそっと手を伸ばしていたお友だちも、今では顔に水がかかってもへっちゃらな様子です。
バケツやタライの中でピチャピチャと水を触る姿は、とても生き生きとしていて、夏ならではの楽しさが広がっています。
友だちと協力して水を運んだり、順番を待ちながら遊ぶ姿も見られ、関わりの輪が少しずつ広がってきました。
これからも一人ひとりのペースを大切にしながら、安心してのびのびと過ごしていきたいと思います。
ご家庭でも、水あそびやお話を通して、子どもたちの笑顔をたくさん感じていただければうれしいです。
パターン②:七夕中心で心温まるおたより全文
七夕飾りが風に揺れ、夏の空を見上げるのが楽しい季節になりました。
クラスでは笹に飾る短冊をつくり、思い思いの願いごとをお話してくれました。
「アイスがたべたい」「おほしさまになりたい」など、子どもらしいかわいらしい言葉がたくさん聞こえてきました。
シールを貼ったり、キラキラの折り紙をつけたりしながら、夢中で飾りづくりを楽しむ姿が印象的でした。
みんなで完成した笹飾りを見上げるときのまなざしが、とてもやさしく輝いていました。
おうちでも笹飾りを見ながら、お子さんと一緒にお話してみてください。
きっと素敵な会話が広がると思います。
一つひとつの行事を通して、子どもたちの心の成長を感じられる季節にしていきたいです。
パターン③:落ち着いたトーンで成長を感じるおたより全文
7月に入り、子どもたちの毎日にも少しずつ落ち着きが見られるようになってきました。
朝の支度を自分でしようとしたり、友だちと声をかけ合ったりする姿に、日々の成長を感じます。
おままごとやごっこあそびでは、「どうぞ」「ありがとう」といったやりとりも聞かれるようになりました。
小さな社会の中で、少しずつ他の人を思いやる気持ちが芽生えています。
活動の合間には、絵本を読んだり、制作に集中したりと、自分の好きなことを見つけて取り組む時間も増えています。
季節の変化を感じながら、一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。
これからも、子どもたちが安心できる環境の中で、自分らしさをのびやかに育んでいけるよう見守っていきます。
どのパターンも、おたよりの構成に「導入」「エピソード」「締め」を意識しています。
園の様子や活動内容に合わせて調整すれば、そのまま配布できる完成度になります。
優しい語り口と季節感を意識して、読む人の心に残るおたよりを目指しましょう。
保護者に伝わるおたよりづくりのコツ
おたよりは、子どもたちの様子を伝えるだけでなく、保護者との信頼関係を深める大切なツールです。
少しの工夫で、読む人の心に残る文章に変わります。
ここでは、保護者に伝わるおたよりをつくるための3つのポイントを紹介します。
エピソードを使って“読ませる”文章にする方法
具体的なエピソードを1つ入れるだけで、文章に温度が生まれます。
たとえば「水あそびを楽しみました」ではなく、「ジョウロを両手に持ち、友だちと笑いながら水をかけ合う姿が見られました」と書くと、情景がぐっと浮かびます。
“見たままを丁寧に伝える”ことで、読む人に安心感と信頼を届けることができます。
| 悪い例 | 良い例 |
|---|---|
| 外あそびを楽しみました。 | 砂場でトンネルを作りながら、「こっちだよ」と友だちを誘う姿が見られました。 |
| 七夕の制作をしました。 | キラキラの折り紙を夢中で貼りながら、「おほしさまみたい」と笑顔を見せていました。 |
読みやすく伝わるレイアウトと文量の黄金バランス
おたよりは、1枚の紙やスマホ画面でサッと読める分量が理想です。
長く書くよりも、内容を3〜4段落にまとめて構成することで、テンポよく読めます。
1文は短く、1パラグラフは1つの話題だけに絞るのがポイントです。
| 要素 | おすすめの文字量 |
|---|---|
| 導入 | 100〜150文字 |
| 活動エピソード | 200〜250文字 |
| 締めの言葉 | 100文字前後 |
見出しをつけたり、行を空けたりしてリズムをつくると、より読みやすいおたよりになります。
「読み手が疲れない構成」を意識するだけで印象がぐっとよくなります。
子どもたちの言葉を生かしたリアリティの出し方
おたよりに子どもの言葉を取り入れると、文章に“生きた空気”が生まれます。
実際に聞こえてきた一言を引用するだけで、子どもの姿がより鮮やかに伝わります。
ただし、言葉を入れすぎると読みにくくなるため、1〜2か所に絞るのがコツです。
| 子どもの声 | 活かし方 |
|---|---|
| 「できた!」 | 達成感や挑戦を伝えるときに効果的。 |
| 「いっしょにやろう」 | 友だちとの関わりを描く場面で自然。 |
| 「もういっかい!」 | 繰り返し楽しむ姿を描写するのにぴったり。 |
短い言葉の中にも、2歳児ならではの表現の豊かさや感情がたくさん詰まっています。
子どもの声を通して、その瞬間の“生きた姿”を伝えることが、何よりの魅力になります。
この3つのコツを意識するだけで、おたよりの印象は大きく変わります。
保護者の方が自然と笑顔になれる、あたたかい言葉選びを心がけましょう。
まとめ|2歳児の「今」を伝える7月のおたよりに
7月のおたよりは、夏の明るいエネルギーと、子どもたちの小さな成長を感じられる特別な一枚になります。
水あそびや七夕など、季節の行事を通して見られる笑顔や挑戦の姿を、温かく描くことが大切です。
大きなできごとよりも、日常の中の“ちいさな変化”に目を向けると、心に残るおたよりになります。
| 意識したいポイント | 意図 |
|---|---|
| 季節の活動を入れる | 読んでいて季節感が伝わる |
| 子どものエピソードを描く | 親が共感しやすくなる |
| やさしい言葉でまとめる | 保護者に安心感を届ける |
2歳児クラスのおたよりは、文章の上手さよりも、子どもたちへのまなざしが何より大切です。
「見守っているよ」「一緒に喜んでいます」という気持ちを込めて書くと、自然とあたたかい言葉になります。
この時期の子どもたちの姿を、未来への思い出としてやさしく残す。
そんな気持ちで、7月のおたよりをつくっていきましょう。


