再送依頼メールの例文大全|相手に好印象を与える書き方マナーとテンプレート

相手からのメールや添付ファイルが届かなかったとき、どのように依頼すれば失礼にならないか悩んだことはありませんか。

そんなときに使えるのが「再送依頼メール」です。

ただし、書き方を誤ると「催促している」「責めている」と受け取られてしまうこともあります。

この記事では、再送依頼メールを丁寧かつスムーズに送るためのマナーや文例を、目的別にわかりやすく紹介します。

ビジネスの場でそのまま使える完全版の例文集も掲載していますので、状況に合わせてすぐに活用できます。

相手に好印象を与える再送依頼メールの書き方を、今のうちにしっかり身につけましょう。

再送依頼メールとは?意味と正しい使い方

この章では、そもそも「再送依頼メール」とはどんな場面で使うものなのか、その基本的な意味と考え方を整理します。

ビジネスシーンで誰もが一度は直面する「メールが届いていない」「添付が見当たらない」という状況に、どう対応すべきかを明確に理解しましょう。

再送依頼メールが必要になる主なケース

再送依頼メールは、相手が送ったはずの内容が自分の手元で確認できないときに送ります。

単純な操作ミスや通信上のトラブルなど、原因はさまざまですが、どのケースでも丁寧な依頼が基本です。

再送依頼メールは、相手を責めるためのものではなく、確認のための連絡という意識を持つことが大切です。

ケース 状況の例
資料が届かない 添付ファイルが確認できない、またはメール未着
メールを削除した 誤って削除してしまったため再送をお願いしたい
返信が来ない 確認のため、未着かどうかを含めて丁寧に再送依頼

「催促」ではなく「確認」の姿勢が大切な理由

再送依頼メールを書く際、多くの人が気にするのが「失礼に思われないか」という点です。

しかし、再送依頼は単なる「催促」ではなく、あくまで確認のためのコミュニケーションです。

たとえば次のように書くことで、相手に柔らかい印象を与えられます。

印象を悪くする書き方 印象の良い書き方
「まだ届いていません」 「念のため、ご確認をお願いできますでしょうか」
「送ってもらっていません」 「お送りいただいたメールが確認できませんでした」

このように、責任を追及する言葉ではなく、あくまで「確認ベース」で伝えることが、相手との信頼関係を保つコツです。

再送依頼はビジネスマナーの一部であり、誠実さを伝えるチャンスと考えておくと良いでしょう。

再送依頼メールを書くときの基本マナー

この章では、再送依頼メールを送るときに押さえておきたい基本マナーを解説します。

わずかな表現の違いで印象が変わるため、正しい書き方を理解しておくことが大切です。

件名で意図を明確にするコツ

件名は相手が最初に目にする部分であり、ここで用件が明確かどうかで対応スピードが変わります。

再送依頼の件名には、「再送」「お願い」「ご確認」などのキーワードを入れておくと、ひと目で内容が伝わります。

良い件名の例 ポイント
【再送のお願い】ご送付資料のご確認 「再送のお願い」で依頼目的を明示
資料再送のご依頼(○月○日分) 日時を入れて相手が特定しやすい
【ご確認のお願い】ファイル未着の件 「確認」を使ってやわらかい印象に

逆に、「急ぎ」「再送お願いします」などの短すぎる件名は避けましょう。

相手の受信トレイでも整理しやすく、ビジネスメールとして信頼感のある書き方を心がけることが大切です。

冒頭文はお礼+確認の流れが基本

本文の冒頭では、まず「お世話になっております」などの挨拶に続き、相手へのお礼を一言添えます。

いきなり「届いていません」と伝えると、指摘のような印象を与えるため避けましょう。

悪い例 良い例
「送っていただいたメールが届いていません。」 「先日はご送付いただき、誠にありがとうございました。恐れ入りますが、メールが未着のようでしたのでご確認をお願いできますでしょうか。」

このように、感謝を先に述べることで、やわらかく丁寧な依頼文になります。

お礼 → 状況説明 → 確認依頼という流れを意識すると、相手に誠意が伝わりやすくなります。

相手の手間を減らすための書き方

再送依頼では、相手がすぐ対応できるように情報を具体的に書くことが重要です。

たとえば「1月15日に送付された見積書」「ファイル名:project_data.pdf」といった形で特定できる情報を添えると親切です。

配慮のある書き方 理由
「お手数をおかけしますが、1月15日にお送りいただいた資料を再送いただけますでしょうか。」 相手が探しやすく、再送対応がスムーズになる
「再送時は、ファイル名に“_ver2”を追加していただけますと助かります。」 受信側で混同を防げる

また、最後に「ご多忙のところ恐縮ですが」や「何卒よろしくお願いいたします」といった言葉で締めると、丁寧さと気遣いが伝わります。

相手の負担を最小限にする配慮が、再送依頼メールの印象を左右します。

目的別・再送依頼メールの例文集【コピペOK】

ここでは、実際のシーンごとに使える再送依頼メールの例文を紹介します。

そのままコピペして使える形式でまとめていますので、自分の状況に合った文例を選んで活用しましょう。

資料・ファイルが届かなかったとき

添付ファイルが見当たらない場合の、もっとも基本的な再送依頼メールです。

件名 【再送のお願い】資料未着のご確認

○○株式会社 △△様

いつもお世話になっております。□□株式会社の××です。

先日はご送付いただいた資料についてご対応いただき、誠にありがとうございます。

大変恐縮ですが、いただいたメールに添付ファイルが確認できない状況です。

お手数をおかけして申し訳ございませんが、再度お送りいただけますでしょうか。

何卒よろしくお願いいたします。

ポイント:相手の非を責めず、状況を淡々と伝えることが信頼を保つコツです。

メールそのものが未着の場合

相手が送信したメールが確認できない場合には、トラブルの可能性を前提にやわらかく依頼します。

件名 【再送依頼】メールのご確認

○○株式会社 △△様

いつも大変お世話になっております。□□株式会社の××です。

○月○日にお送りいただいたメールについてですが、こちらで確認ができておりません。

ご多忙のところ恐れ入りますが、再度ご送付いただけますと幸いです。

お手数をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

ヒント:「未着」と明記しても、相手のミスを指摘しない言い回しを意識すると好印象です。

自分のミスで削除してしまった場合

自分に非がある場合は、素直に謝り、簡潔に理由を述べるのが誠実な対応です。

件名 【再送のお願い】誤って削除してしまいました

○○株式会社 △△様

いつもお世話になっております。□□株式会社の××です。

先日お送りいただいた資料ですが、誤ってメールを削除してしまいました。

誠に申し訳ございませんが、再度お送りいただくことは可能でしょうか。

ご面倒をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。

ポイント:過度な言い訳は不要。率直さが誠実さを伝えます。

返信が来ない相手への再送依頼

返信がない場合、催促ではなく「確認」を目的にメールを送ると印象が柔らかくなります。

件名 【ご確認のお願い】先日のメールについて

○○株式会社 △△様

いつもお世話になっております。□□株式会社の××です。

先日(○月○日)に□□の件でメールをお送りいたしましたが、ご確認いただけておりますでしょうか。

万一未着でしたら、大変恐縮ですが、再送させていただきますのでお知らせください。

ご多忙のところ恐縮ですが、ご確認のほどお願い申し上げます。

注意:「返信を催促する」印象を避けるため、「ご確認」「念のため」などの表現を使うと穏やかになります。

上司や社内メンバーへの再送依頼

社内宛てでは、社外よりもカジュアルに書いて問題ありません。ただし、敬意は忘れないようにしましょう。

件名 再送のお願い(○○資料について)

△△部長

お疲れさまです、××です。

先日ご共有いただいた資料ですが、添付ファイルを確認できませんでした。

お手数ですが、もう一度送っていただけますでしょうか。

どうぞよろしくお願いいたします。

コツ:社内でも「お手数ですが」を添えるだけで、印象が格段に良くなります。

再送依頼メールで失礼にならない表現集

再送依頼メールでは、文面の印象が相手との関係性を大きく左右します。

ここでは、相手に失礼にならず、やわらかく伝えられる定番の言い回しを紹介します。

「お手数ですが」を上手に使う言い回し

再送依頼の場面では「お手数ですが」が最も使われる丁寧表現です。

ただし、使い方を誤ると事務的に見えてしまうため、文脈に合わせた自然な使い方を意識しましょう。

目的 例文
標準的な依頼 お手数をおかけしますが、再度ご送付いただけますと幸いです。
やや柔らかくしたい場合 お手数をおかけして恐縮ですが、再送をお願いできますでしょうか。
社内向けに簡潔に伝える場合 お手数ですが、再度お送りいただけると助かります。

「お手数ですが」はクッション言葉として万能。どんな相手にも丁寧に伝わるフレーズです。

「申し訳ございませんが」を自然に入れるタイミング

再送依頼で恐縮の気持ちを伝えるには「申し訳ございませんが」が効果的です。

ただし、文章の冒頭で使うと重く感じられるため、依頼文の直前で添えるのが自然です。

文の流れ 良い例
挨拶 → 状況説明 → 依頼 先日はご対応いただき、ありがとうございました。申し訳ございませんが、添付ファイルが確認できませんでしたので、再度お送りいただけますでしょうか。
削除ミスなど自分側の過失 誤ってメールを削除してしまいました。申し訳ございませんが、再送をお願いできますでしょうか。

注意:同じ文中で何度も「申し訳ございません」を繰り返すとくどくなります。1回に留めるのが上品です。

避けた方がいいNGフレーズ

再送依頼で避けるべき表現もあります。強い言葉や命令形は、意図せず相手に圧を与えてしまいます。

NG表現 代替フレーズ
「送ってください」 「お送りいただけますでしょうか」
「届いていません」 「確認できておりません」
「まだですか?」 「ご確認いただけましたでしょうか」

このような表現の差が、相手への印象を大きく左右します。

再送依頼は「お願い」ではなく「確認」の姿勢で。それが失礼にならない最大のポイントです。

トラブルを防ぐための再送対策とマナー

再送依頼は、そもそもメールトラブルを防ぐ意識を持つことで回避できるケースも多くあります。

この章では、再送依頼を減らすためにできる具体的な対策とマナーを紹介します。

送信前に確認すべき3つのポイント

自分がメールを送る立場のときも、再送依頼を出されないよう注意を払うことが大切です。

チェック項目 内容
添付ファイルの有無 送信前にファイルが正しく添付されているかを確認
宛先 To・Cc・Bccを再確認し、誤送信を防止
件名と本文 件名に用件を明確に、本文の冒頭で目的を伝える

「確認をしてから送る」だけで、トラブルの8割は防げます。

添付ファイルの容量・形式のチェック

大きすぎるファイルは送信エラーの原因になりがちです。

社内規定や相手企業のメールシステムによっては、容量制限がある場合もあります。

状況 対応策
ファイルが重い場合 容量を小さくする、またはオンラインストレージのリンクを共有する
ファイル形式が異なる場合 一般的に開ける形式(PDFやExcelなど)で送付

また、複数ファイルをまとめて送るときは、1つのフォルダにまとめて圧縮すると受信側も管理しやすくなります。

注意:圧縮した際はパスワードを別メールで伝えるなど、セキュリティにも配慮しましょう。

迷惑メール対策でできること

相手からのメールが届かない場合、迷惑メールフォルダや自動振り分け設定が影響していることもあります。

再送依頼を送る前に、以下の点を確認してみましょう。

確認項目 対策例
迷惑メールフォルダ 受信トレイ以外もチェック
ドメイン指定 相手のアドレスを受信許可リストに登録
容量制限 メールボックスが満杯になっていないか確認

これらを確認しても見つからない場合に、初めて再送依頼を送るのがスマートです。

「すぐに依頼」よりも「一度確認」が印象アップの秘訣。

まとめ|再送依頼メールは「気遣い」がすべて

ここまで紹介したように、再送依頼メールは単なる「お願い」ではなく、相手との信頼を深めるための大切なマナーです。

最後に、失礼にならず印象の良い再送依頼メールを書くための要点を整理します。

印象を良くする4つの心得

再送依頼メールで失礼に思われないためには、次の4つのポイントを意識しましょう。

心得 具体例
① 件名を明確にする 【再送のお願い】や【ご確認のお願い】など、目的を端的に示す
② 冒頭にお礼を入れる 「先日はご送付いただき、誠にありがとうございました」など
③ 責任を押し付けない 「確認できておりませんでした」などの柔らかい表現を使う
④ 依頼は簡潔に具体的に 再送してほしい内容を明確に書く

この4点を押さえるだけで、誰にでも安心して送れる再送依頼メールになります。

再送依頼をためらわないための考え方

多くの人が「失礼かもしれない」と感じて再送依頼をためらいますが、実際にはビジネスの現場でごく日常的なやり取りです。

大切なのは、相手に気遣いを示す姿勢です。

考え方 意識するポイント
再送依頼は悪いことではない 正確な情報共有のために必要な行為
丁寧な言葉遣いで印象を守る 「お手数ですが」「ご確認いただけますでしょうか」などを活用
相手への感謝を忘れない 最後に「いつもありがとうございます」を添える

こうした小さな気配りが、メールの印象を大きく左右します。

再送依頼メールの本質は「誠実な確認」。その意識を持つだけで、どんな相手にも安心して送れる文章になります。

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