間違い指摘メール例文まとめ|社外・上司・お客様別に使える丁寧な書き方テンプレート

ビジネスのやり取りで相手のミスに気づいたとき、「どう伝えたら角が立たないか」と悩んだ経験はありませんか。

実は、間違い指摘メールには守るべきルールとコツがあります。

この記事では、社外・上司・お客様といった立場別に、すぐ使える間違い指摘メール例文を多数紹介します。

また、伝え方のマナーやフォローの方法まで網羅しているので、メール初心者でも安心して実践できます。

相手を不快にさせず、むしろ「丁寧で信頼できる」と思われる伝え方を身につけて、毎日のメール対応をスムーズにしていきましょう。

  1. 間違い指摘メールとは?ビジネスでの基本と考え方
    1. 間違い指摘メールの役割と目的
    2. 「伝え方」で印象が180度変わる理由
    3. 信頼を守るための3つの基本姿勢
  2. 間違い指摘メールの正しい書き方とマナー
    1. 件名・挨拶・本文・結びの書き方テンプレート
    2. やわらかく伝えるためのクッション言葉一覧
    3. 送信タイミングと配慮のポイント
  3. 社外向けの間違い指摘メール例文【フルバージョン+短文テンプレ】
    1. 宛先や誤送信を指摘する例文(フル+短文)
    2. 資料やデータミスを指摘する例文(フル+短文)
    3. 納品・請求書ミスを指摘する例文(フル+短文)
  4. 社内向け(上司・同僚・部下)への間違い指摘メール例文【立場別】
    1. 上司への間違い指摘メール(フル+短文)
    2. 同僚への指摘メール(フル+短文)
    3. 部下・後輩への指摘メール(フル+短文)
  5. お客様への間違い指摘メール例文【印象を損ねない表現】
    1. 名前や注文内容の誤りを伝える例文(フル+短文)
    2. 添付ファイル・仕様違いの例文(フル+短文)
    3. 再送依頼・再確認依頼の例文(フル+短文)
  6. 間違い指摘メールでよくある失敗と対策
    1. 「責めている」と思われるNG表現と修正版
    2. 「曖昧すぎる表現」で誤解されるケース
    3. 文化・相手別の言葉づかい(取引先/上司/海外)
  7. フォローアップで信頼を深めるメール例文
    1. 返信がない場合の再送・催促メール例文
    2. 修正完了後の感謝メール例文
    3. テンプレート化で効率化する方法
  8. まとめ|正しく指摘できる人が信頼される理由

間違い指摘メールとは?ビジネスでの基本と考え方

この章では、「間違い指摘メール」とは何か、そしてビジネスシーンでなぜ重要なのかを整理します。

単に「ミスを伝えるだけ」と思われがちですが、実は信頼関係や印象を左右する繊細な行為です。

間違い指摘メールの役割と目的

間違い指摘メールは、相手の誤りを知らせて修正を促すだけでなく、業務全体の品質を保つための重要なコミュニケーション手段です。

丁寧な指摘は「信頼される人」への第一歩になります。

もし内容をそのまま放置すれば、後々のトラブルにつながる可能性があります。

一方で、伝え方を誤ると相手を不快にさせたり、関係がぎくしゃくすることもあります。

ですから、「何を伝えるか」だけでなく、「どう伝えるか」が重要なのです。

目的 ポイント
誤りの共有 事実を淡々と伝える
修正の促し お願いの形で依頼する
信頼維持 相手を尊重する表現を使う

「伝え方」で印象が180度変わる理由

同じ内容でも、伝え方次第で印象は大きく変わります。

たとえば「間違っています」と書くより、「ご確認いただけますでしょうか」と表現した方が柔らかく聞こえます。

断定を避け、相手に判断の余地を残すことで、穏やかな印象を与えられます。

また、最初に感謝の一言を入れると、相手は受け入れやすくなります。

これは単なるマナーではなく、心理的なクッション効果があるのです。

悪印象の言い方 良い言い方
「間違っています」 「違っているように見受けられます」
「修正してください」 「ご確認をお願いできますでしょうか」
「誤っています」 「お手数ですが、再度ご確認いただけますと幸いです」

信頼を守るための3つの基本姿勢

指摘メールで大切なのは、正確さよりも誠実さです。

相手の立場に立ち、「自分が同じ指摘を受けたらどう感じるか」を考えることで、表現が自然にやわらかくなります。

次の3つの姿勢を意識するだけで、相手の受け取り方が大きく変わります。

姿勢 ポイント
尊重 感謝や敬意を先に伝える
共感 「私も確認不足でした」など相手を責めない
明確 事実を具体的に示し、曖昧さを避ける

「伝える勇気」ではなく「支える意識」で書くことが、良い指摘メールの第一歩です。

次の章では、実際にどのようにメールを構成すれば良いのか、書き方の基本とマナーを見ていきましょう。

間違い指摘メールの正しい書き方とマナー

この章では、実際に間違い指摘メールを書くときの流れと、相手に配慮した表現のコツを紹介します。

形式を整えるだけでなく、読み手が不快にならないように工夫することが大切です。

件名・挨拶・本文・結びの書き方テンプレート

まずは、メールの基本構成を確認しましょう。

以下のテンプレートに沿って書くと、どんな相手にも自然で丁寧な印象を与えられます。

構成 内容 例文
件名 穏やかに要件を伝える 「ご確認のお願い」「先日の件につきまして」
挨拶 定型の丁寧な挨拶を入れる 「いつもお世話になっております。」
本文 感謝→指摘→依頼の順で構成 「ご案内ありがとうございます。内容の一部に確認したい点がございます。」
結び 前向きな締めで終える 「お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。」

この4ステップを守ると、相手に余計なストレスを与えずに指摘を伝えられます。

「感謝から始まり、依頼で終わる」のが鉄則です。

やわらかく伝えるためのクッション言葉一覧

ストレートな表現を避けるために、クッション言葉を活用しましょう。

直接的な指摘をやわらげ、相手が受け入れやすい雰囲気を作ります。

場面 おすすめのクッション言葉
確認を依頼するとき 「念のため」「お手数ですが」「ご確認いただけますと幸いです」
誤りを指摘するとき 「違っているように見受けられます」「〜かと存じます」「確認のため共有いたします」
修正をお願いするとき 「お手数をおかけしますが」「差し支えなければ」「お忙しいところ恐縮ですが」

断定や命令口調は避けるのがポイントです。

柔らかい表現を使うことで、相手が防衛的にならず、スムーズなやりとりにつながります。

送信タイミングと配慮のポイント

内容が正しくても、送信タイミングが悪いと印象を損ねることがあります。

相手が落ち着いて対応できる時間帯を選ぶことが大切です。

送信タイミング おすすめの対応
出社後すぐの確認依頼に最適
昼前〜午後 返信が得やすい時間帯
夜・休日 送信予約を設定して翌営業日に送る

また、同じ指摘でも「早く伝える」ことが信頼につながります。

放置すれば誤解が広がることもあるため、気づいた段階で丁寧に知らせるのが理想です。

「内容の正確さ」よりも「伝え方のやさしさ」を優先することで、相手との関係を良好に保てます。

次の章では、社外向けに実際使えるフルバージョンの間違い指摘メール例文を紹介します。

社外向けの間違い指摘メール例文【フルバージョン+短文テンプレ】

この章では、取引先や顧客など社外の相手に間違いを伝えるときに使えるメール例文を紹介します。

社外向けでは特に、言葉遣いの丁寧さと文全体のトーンが大切です。

宛先や誤送信を指摘する例文(フル+短文)

宛先を誤って送ってしまった場合の連絡は、早さと穏やかさがポイントです。

【フルバージョン例文】

件名:先ほどのメールにつきまして

株式会社〇〇 △△部 □□様

いつもお世話になっております。

△△株式会社の◇◇でございます。

先ほどお送りいただいたメールを確認いたしました。

宛先が弊社宛てになっているようですが、誤送信の可能性がございますので念のためお知らせいたします。

ご確認のほどよろしくお願いいたします。

△△株式会社
◇◇部 ◇◇

【短文テンプレ】

件名:ご送信の可能性につきまして

いつもお世話になっております。
先ほどのメールにつきまして、誤送信の可能性がございますのでご確認いただけますと幸いです。

ポイント 表現例
相手を責めない 「誤送信の可能性がございます」
冷静に伝える 「念のためお知らせいたします」

資料やデータミスを指摘する例文(フル+短文)

資料やデータに誤りがある場合は、感謝を添えてから指摘するとやわらかい印象になります。

【フルバージョン例文】

件名:資料の内容につきましてご確認のお願い

株式会社〇〇 △△部 □□様

いつも大変お世話になっております。
△△株式会社の◇◇です。

お送りいただいた会議資料を拝見しました。
2ページ目に「2025年」との記載がございましたが、「2026年」の誤りかと存じます。

私の確認不足でしたら申し訳ございませんが、ご確認をお願いいたします。

お忙しいところ恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

△△株式会社
◇◇部 ◇◇

【短文テンプレ】

件名:資料内容のご確認

いつもありがとうございます。
資料内の一部表記に相違があるようです。
「2026年」でお間違いないかご確認をお願いいたします。

コツ 効果
自分にも非があるように書く 相手の心理的負担を軽減できる
「確認のお願い」で締める 穏やかに修正を促せる

納品・請求書ミスを指摘する例文(フル+短文)

金額や型番の誤りなど、実務的な指摘もやわらかく伝えることが大切です。

【フルバージョン例文】

件名:本日の納品内容について

株式会社〇〇 △△部 □□様

平素よりお世話になっております。
△△株式会社の◇◇です。

本日納品いただいた商品を確認いたしましたところ、型番が一部異なっているようです。

お手数をおかけしますが、詳細をご確認の上、交換のご対応をお願い申し上げます。

詳細は添付資料に記載しております。
ご多忙のところ恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。

△△株式会社
◇◇部 ◇◇

【短文テンプレ】

件名:納品内容のご確認

いつもお世話になっております。
納品内容に一部相違がございましたので、ご確認をお願いいたします。

注意点 おすすめ表現
責任を明確にしない 「〜のようです」「〜かと存じます」
対応をお願いするとき 「お手数をおかけしますが」「ご確認のほど」

社外向けのメールでは「敬意+確認依頼+柔らかい表現」の3点が基本です。

次の章では、社内(上司・同僚・部下)への間違い指摘メール例文を紹介します。

社内向け(上司・同僚・部下)への間違い指摘メール例文【立場別】

この章では、社内での間違い指摘メールを立場別に紹介します。

社外よりも距離が近い分、言葉選びを少し工夫するだけで印象が大きく変わります。

上司への間違い指摘メール(フル+短文)

上司に対しては、敬意を前提に「確認」の形で伝えるのが基本です。

【フルバージョン例文】

件名:次回会議日程のご確認

○○部長

いつもお世話になっております。
総務部の◇◇でございます。

先ほどお送りいただいた会議案内について確認いたしました。

「18日(水)」と記載がございましたが、カレンダー上では土曜日でございました。

「25日(水)」のご予定でお間違いないでしょうか。

お忙しいところ恐縮ですが、ご確認のほどお願いいたします。

総務部 ◇◇

【短文テンプレ】

件名:会議日程の確認

お疲れさまです。
ご案内の会議日程ですが、「25日(水)」のご予定でよろしいでしょうか。
念のため確認させていただきます。

ポイント 例文内の工夫
敬意を示す 「お間違いないでしょうか」と控えめに確認
誤りを指摘しすぎない 「確認いたしました」から入る

同僚への指摘メール(フル+短文)

同僚にはフラットな関係を保ちつつ、協力的なトーンで伝えるのがコツです。

【フルバージョン例文】

件名:資料の記載内容について

○○さん

お疲れさまです。◇◇です。

共有いただいた資料の3ページ目ですが、「A社」と記載の箇所が「B社」ではないかと思われます。

念のためご確認いただけますか。

もしこちらの認識違いでしたら教えてください。

よろしくお願いします。

【短文テンプレ】

件名:資料の確認

○○さん
資料の3ページ目、「A社」の箇所ですが「B社」ではないでしょうか。
確認お願いします。

ポイント 表現例
やわらかく伝える 「〜ではないかと思われます」
協力姿勢を見せる 「こちらの認識違いでしたら」

部下・後輩への指摘メール(フル+短文)

後輩へのメールは、教育の要素を含めながらも責めずに導く表現を心がけましょう。

【フルバージョン例文】

件名:報告書の修正について

○○さん

お疲れさまです。◇◇です。

提出してもらった報告書を確認しました。
3項目目のデータが最新の数値と異なっているようです。

再確認のうえ、修正版を共有してもらえますか。

ご不明点があれば、いつでも聞いてください。

よろしくお願いします。

【短文テンプレ】

件名:報告書の再確認

○○さん
報告書3項目目のデータが異なっているようです。
確認と修正をお願いします。

指導時のポイント 実践的な言い回し
相手の努力を否定しない 「確認しました」から始める
サポートの姿勢を見せる 「いつでも聞いてください」

社内メールの基本は「対等さ」と「敬意のバランス」です。

相手との信頼を保ちながら、冷静に事実を伝えることで、スムーズな関係を築けます。

次の章では、お客様への間違い指摘メール例文を紹介します。

お客様への間違い指摘メール例文【印象を損ねない表現】

この章では、お客様に対して間違いを伝える際の丁寧な言葉選びと、信頼を保つための実用例文を紹介します。

お客様向けの指摘は、特に慎重さが求められます。直接的な表現を避け、感謝と確認の流れで伝えるのがポイントです。

名前や注文内容の誤りを伝える例文(フル+短文)

名前の誤りなどは、指摘の仕方によって印象が大きく変わります。穏やかに確認を促しましょう。

【フルバージョン例文】

件名:お名前記載のご確認

○○様

△△株式会社の◇◇でございます。

いつも格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。

先ほどお送りいただいた資料を拝見しましたところ、弊社担当者の名前が「田中」となっておりましたが、「鈴木」の誤りかと存じます。

お手数をおかけいたしますが、ご確認のほどお願い申し上げます。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

△△株式会社
◇◇部 ◇◇

【短文テンプレ】

件名:お名前記載の確認

○○様
お送りいただいた資料内に記載のお名前が「鈴木」となっておりましたが、「田中」でお間違いないでしょうか。ご確認をお願いいたします。

注意点 推奨表現
責任を追及しない 「〜かと存じます」「〜のようです」
感謝を添える 「いつもお世話になっております」「ご対応ありがとうございます」

添付ファイル・仕様違いの例文(フル+短文)

添付ファイルや仕様に違いがある場合も、断定せず確認をお願いする形にします。

【フルバージョン例文】

件名:添付ファイルのご確認

○○様

いつもお世話になっております。
△△株式会社の◇◇でございます。

先ほどお送りいただいたメールの添付ファイルを確認いたしましたところ、ファイル名が「A.pdf」となっておりました。

「B.pdf」をお送りいただくご予定ではなかったかと存じます。

お忙しい中恐縮ですが、ご確認をお願い申し上げます。

△△株式会社
◇◇部 ◇◇

【短文テンプレ】

件名:添付ファイルのご確認

○○様
添付ファイルが「A.pdf」となっておりました。
「B.pdf」でお間違いないかご確認をお願いいたします。

ポイント 表現の工夫
確認の形で伝える 「〜ではなかったかと存じます」
再送を促す場合 「お手数をおかけしますが」「ご対応お願い申し上げます」

再送依頼・再確認依頼の例文(フル+短文)

お客様に再送や再確認をお願いする場合は、誠意をもって柔らかく伝えましょう。

【フルバージョン例文】

件名:資料再送のお願い

○○様

いつも大変お世話になっております。
△△株式会社の◇◇です。

ご送付いただいた資料の一部が開けなかったため、再送をお願いしたくご連絡いたしました。

お手数をおかけいたしますが、改めてお送りいただけますでしょうか。

ご対応に感謝申し上げます。

△△株式会社
◇◇部 ◇◇

【短文テンプレ】

件名:資料再送のお願い

○○様
ご送付いただいた資料の一部が確認できませんでした。
お手数ですが、再送をお願いいたします。

ポイント 言い換え例
ストレートすぎる依頼を避ける 「お願いしたく」「ご都合のよいときに」
感謝で締める 「ご対応に感謝申し上げます」

お客様への指摘メールは「確認依頼+感謝+丁寧な締め」で構成するのが鉄則です。

トーンを崩さずに誠実に対応することで、信頼関係をさらに深めることができます。

次の章では、「よくある失敗とその回避策」を見ていきましょう。

間違い指摘メールでよくある失敗と対策

この章では、間違い指摘メールで陥りやすい失敗と、それを防ぐための具体的な対策を紹介します。

どんなに丁寧に書いても、ちょっとした表現の違いで「きつい」「冷たい」と感じられることがあります。

ここでは、避けるべきNG例と修正版を比較しながら解説します。

「責めている」と思われるNG表現と修正版

一見正しい文章でも、言葉のトーンによっては攻撃的に受け取られてしまうことがあります。

以下の表は、よくある言い回しと、それを柔らかく言い換えた修正版です。

NG表現 修正版 理由
「間違っています」 「違っているように見受けられます」 断定を避け、穏やかに伝えられる
「修正してください」 「ご確認をお願いいたします」 命令調を避け、依頼に変える
「再送願います」 「お手数をおかけしますが、再送をお願いいたします」 丁寧語を重ねて印象をやわらげる

「あなたが間違えた」ではなく、「確認させてください」という姿勢を示すのがポイントです。

「曖昧すぎる表現」で誤解されるケース

逆に、丁寧さを意識するあまり、内容が曖昧になると伝わりにくくなります。

要点をはっきり伝えつつ、トーンを柔らかく保つのが理想です。

曖昧な言い方 改善例 改善のポイント
「少し違うような気がします」 「3ページ目の金額が異なっているようです」 具体的な箇所を明示する
「前回と違うかもしれません」 「前回のデータと数値が異なっております」 比較対象を明確にする
「多分こちらかと思います」 「こちらの内容でお間違いないでしょうか」 確認の形に言い換える

「具体的に+やわらかく」が伝わる指摘の基本です。

文化・相手別の言葉づかい(取引先/上司/海外)

相手によって最適なトーンは変わります。同じ表現でも、立場や文化の違いによって印象が異なるため注意が必要です。

相手 おすすめ表現 避けたい言葉
取引先 「ご確認いただけますと幸いです」 「確認してください」
上司 「ご意図を確認させてください」 「間違いではないですか」
海外相手 「再確認いただけますでしょうか(Could you please double-check?)」 「It’s wrong」など断定的表現

ビジネスでは「誰に送るか」によって言葉のトーンを調整することが信頼構築の鍵になります。

日本語では特に、間接的な言い回しやクッション表現が丁寧さの象徴です。

相手の立場に合わせて表現を選べる人は、社内外問わず信頼されやすい傾向があります。

次の章では、間違い指摘後の「フォローアップ」で信頼を深める方法を紹介します。

フォローアップで信頼を深めるメール例文

この章では、間違い指摘メールを送った後のフォロー方法を紹介します。

指摘だけで終わらせず、フォローまで丁寧に行うことで「感じの良い人」「信頼できる人」という印象を残すことができます。

返信がない場合の再送・催促メール例文

相手から返信がない場合、焦らず穏やかに再送するのが基本です。

確認のお願いをする際は、催促の印象を与えないように工夫しましょう。

【フルバージョン例文】

件名:先日のメールのご確認

株式会社〇〇 △△部 □□様

いつもお世話になっております。
△△株式会社の◇◇です。

先日お送りいたしました件につきまして、ご確認いただけましたでしょうか。

お忙しいところ恐縮ですが、ご返信をいただけますと幸いです。

何卒よろしくお願いいたします。

△△株式会社
◇◇部 ◇◇

【短文テンプレ】

件名:前回のメールについて

お疲れさまです。
先日お送りした件についてご確認いただけましたでしょうか。
ご都合のよいときにご返信いただけますと幸いです。

ポイント おすすめ表現
圧を感じさせない 「ご確認いただけましたでしょうか」
相手を急かさない 「ご都合のよいときに」

修正完了後の感謝メール例文

相手が修正に対応してくれた後は、必ず感謝を伝えましょう。

「助かりました」「ありがとうございました」と伝えるだけで、印象が格段に良くなります。

【フルバージョン例文】

件名:ご対応ありがとうございました

株式会社〇〇 △△部 □□様

いつも大変お世話になっております。
△△株式会社の◇◇です。

先日ご確認をお願いした件につきまして、迅速にご対応いただき誠にありがとうございました。

修正版を確認いたしました。問題ございません。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

△△株式会社
◇◇部 ◇◇

【短文テンプレ】

件名:ご対応ありがとうございました

お忙しい中ご対応いただき、ありがとうございました。
修正版を確認いたしました。
引き続きよろしくお願いいたします。

効果 表現例
信頼関係を深める 「迅速にご対応いただき誠にありがとうございました」
今後の連携を促す 「引き続きよろしくお願いいたします」

テンプレート化で効率化する方法

よく使う指摘メールやフォローメールは、テンプレートとして保存しておくと効率的です。

ただし、テンプレートをそのまま使うのではなく、毎回相手に合わせて少し手を加えることが大切です。

項目 テンプレート例
指摘メール 「先日の資料について、確認させていただきたい点がございます。」
フォローメール 「先日お送りした件について、ご確認いただけましたでしょうか。」
感謝メール 「迅速にご対応いただき、誠にありがとうございました。」

定型文を上手に使えば、時間を節約できるだけでなく、文章のトーンを一定に保つことができます。

フォローは「確認」ではなく「気づかい」の一部。
相手を思いやる一言が、次の仕事をよりスムーズにしてくれます。

次の章では、本記事のまとめとして「信頼される指摘メールの書き方」を振り返ります。

まとめ|正しく指摘できる人が信頼される理由

ここまで、間違い指摘メールの基本から立場別の例文、フォローの仕方までを紹介してきました。

最後に、この記事の要点を整理しながら、指摘メールを上手に活用するための考え方をまとめます。

まず大切なのは、間違いを伝える目的を「相手を直すこと」ではなく「関係を保ちながら正すこと」と捉えることです。

たった一言の表現で、相手の受け取り方は大きく変わります。

特に、「ご確認いただけますでしょうか」「念のため共有いたします」といった柔らかい言葉は、誰に対しても好印象を与えます。

良い指摘メールの3原則 具体的なポイント
① 敬意を持って伝える 「お忙しいところ恐縮ですが」とワンクッション置く
② 明確に伝える 箇所や内容を具体的に記す
③ 感謝で締める 「ご対応ありがとうございます」で終える

また、指摘をした後のフォローも信頼を築く重要な要素です。

「ご確認ありがとうございます」「迅速なご対応に感謝いたします」といった一言が、相手の印象を大きく左右します。

指摘メールとは、間違いを指摘するためのものではなく、信頼を築くためのツール。

その意識を持つだけで、あなたのメールはより誠実で、相手にとって心地よいものになります。

丁寧な伝え方を身につければ、ミスを防ぐだけでなく、チームや取引先との関係も強化できます。

次にメールを書くときは、「正す」よりも「支える」気持ちで送ってみましょう。

きっと相手にも、その誠意が伝わります。

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