ビジネスのやり取りで相手のミスに気づいたとき、「どう伝えたら角が立たないか」と悩んだ経験はありませんか。
実は、間違い指摘メールには守るべきルールとコツがあります。
この記事では、社外・上司・お客様といった立場別に、すぐ使える間違い指摘メール例文を多数紹介します。
また、伝え方のマナーやフォローの方法まで網羅しているので、メール初心者でも安心して実践できます。
相手を不快にさせず、むしろ「丁寧で信頼できる」と思われる伝え方を身につけて、毎日のメール対応をスムーズにしていきましょう。
間違い指摘メールとは?ビジネスでの基本と考え方
この章では、「間違い指摘メール」とは何か、そしてビジネスシーンでなぜ重要なのかを整理します。
単に「ミスを伝えるだけ」と思われがちですが、実は信頼関係や印象を左右する繊細な行為です。
間違い指摘メールの役割と目的
間違い指摘メールは、相手の誤りを知らせて修正を促すだけでなく、業務全体の品質を保つための重要なコミュニケーション手段です。
丁寧な指摘は「信頼される人」への第一歩になります。
もし内容をそのまま放置すれば、後々のトラブルにつながる可能性があります。
一方で、伝え方を誤ると相手を不快にさせたり、関係がぎくしゃくすることもあります。
ですから、「何を伝えるか」だけでなく、「どう伝えるか」が重要なのです。
| 目的 | ポイント |
|---|---|
| 誤りの共有 | 事実を淡々と伝える |
| 修正の促し | お願いの形で依頼する |
| 信頼維持 | 相手を尊重する表現を使う |
「伝え方」で印象が180度変わる理由
同じ内容でも、伝え方次第で印象は大きく変わります。
たとえば「間違っています」と書くより、「ご確認いただけますでしょうか」と表現した方が柔らかく聞こえます。
断定を避け、相手に判断の余地を残すことで、穏やかな印象を与えられます。
また、最初に感謝の一言を入れると、相手は受け入れやすくなります。
これは単なるマナーではなく、心理的なクッション効果があるのです。
| 悪印象の言い方 | 良い言い方 |
|---|---|
| 「間違っています」 | 「違っているように見受けられます」 |
| 「修正してください」 | 「ご確認をお願いできますでしょうか」 |
| 「誤っています」 | 「お手数ですが、再度ご確認いただけますと幸いです」 |
信頼を守るための3つの基本姿勢
指摘メールで大切なのは、正確さよりも誠実さです。
相手の立場に立ち、「自分が同じ指摘を受けたらどう感じるか」を考えることで、表現が自然にやわらかくなります。
次の3つの姿勢を意識するだけで、相手の受け取り方が大きく変わります。
| 姿勢 | ポイント |
|---|---|
| 尊重 | 感謝や敬意を先に伝える |
| 共感 | 「私も確認不足でした」など相手を責めない |
| 明確 | 事実を具体的に示し、曖昧さを避ける |
「伝える勇気」ではなく「支える意識」で書くことが、良い指摘メールの第一歩です。
次の章では、実際にどのようにメールを構成すれば良いのか、書き方の基本とマナーを見ていきましょう。
間違い指摘メールの正しい書き方とマナー
この章では、実際に間違い指摘メールを書くときの流れと、相手に配慮した表現のコツを紹介します。
形式を整えるだけでなく、読み手が不快にならないように工夫することが大切です。
件名・挨拶・本文・結びの書き方テンプレート
まずは、メールの基本構成を確認しましょう。
以下のテンプレートに沿って書くと、どんな相手にも自然で丁寧な印象を与えられます。
| 構成 | 内容 | 例文 |
|---|---|---|
| 件名 | 穏やかに要件を伝える | 「ご確認のお願い」「先日の件につきまして」 |
| 挨拶 | 定型の丁寧な挨拶を入れる | 「いつもお世話になっております。」 |
| 本文 | 感謝→指摘→依頼の順で構成 | 「ご案内ありがとうございます。内容の一部に確認したい点がございます。」 |
| 結び | 前向きな締めで終える | 「お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。」 |
この4ステップを守ると、相手に余計なストレスを与えずに指摘を伝えられます。
「感謝から始まり、依頼で終わる」のが鉄則です。
やわらかく伝えるためのクッション言葉一覧
ストレートな表現を避けるために、クッション言葉を活用しましょう。
直接的な指摘をやわらげ、相手が受け入れやすい雰囲気を作ります。
| 場面 | おすすめのクッション言葉 |
|---|---|
| 確認を依頼するとき | 「念のため」「お手数ですが」「ご確認いただけますと幸いです」 |
| 誤りを指摘するとき | 「違っているように見受けられます」「〜かと存じます」「確認のため共有いたします」 |
| 修正をお願いするとき | 「お手数をおかけしますが」「差し支えなければ」「お忙しいところ恐縮ですが」 |
断定や命令口調は避けるのがポイントです。
柔らかい表現を使うことで、相手が防衛的にならず、スムーズなやりとりにつながります。
送信タイミングと配慮のポイント
内容が正しくても、送信タイミングが悪いと印象を損ねることがあります。
相手が落ち着いて対応できる時間帯を選ぶことが大切です。
| 送信タイミング | おすすめの対応 |
|---|---|
| 朝 | 出社後すぐの確認依頼に最適 |
| 昼前〜午後 | 返信が得やすい時間帯 |
| 夜・休日 | 送信予約を設定して翌営業日に送る |
また、同じ指摘でも「早く伝える」ことが信頼につながります。
放置すれば誤解が広がることもあるため、気づいた段階で丁寧に知らせるのが理想です。
「内容の正確さ」よりも「伝え方のやさしさ」を優先することで、相手との関係を良好に保てます。
次の章では、社外向けに実際使えるフルバージョンの間違い指摘メール例文を紹介します。
社外向けの間違い指摘メール例文【フルバージョン+短文テンプレ】
この章では、取引先や顧客など社外の相手に間違いを伝えるときに使えるメール例文を紹介します。
社外向けでは特に、言葉遣いの丁寧さと文全体のトーンが大切です。
宛先や誤送信を指摘する例文(フル+短文)
宛先を誤って送ってしまった場合の連絡は、早さと穏やかさがポイントです。
【フルバージョン例文】
件名:先ほどのメールにつきまして
株式会社〇〇 △△部 □□様
いつもお世話になっております。
△△株式会社の◇◇でございます。
先ほどお送りいただいたメールを確認いたしました。
宛先が弊社宛てになっているようですが、誤送信の可能性がございますので念のためお知らせいたします。
ご確認のほどよろしくお願いいたします。
△△株式会社
◇◇部 ◇◇
【短文テンプレ】
件名:ご送信の可能性につきまして
いつもお世話になっております。
先ほどのメールにつきまして、誤送信の可能性がございますのでご確認いただけますと幸いです。
| ポイント | 表現例 |
|---|---|
| 相手を責めない | 「誤送信の可能性がございます」 |
| 冷静に伝える | 「念のためお知らせいたします」 |
資料やデータミスを指摘する例文(フル+短文)
資料やデータに誤りがある場合は、感謝を添えてから指摘するとやわらかい印象になります。
【フルバージョン例文】
件名:資料の内容につきましてご確認のお願い
株式会社〇〇 △△部 □□様
いつも大変お世話になっております。
△△株式会社の◇◇です。
お送りいただいた会議資料を拝見しました。
2ページ目に「2025年」との記載がございましたが、「2026年」の誤りかと存じます。
私の確認不足でしたら申し訳ございませんが、ご確認をお願いいたします。
お忙しいところ恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
△△株式会社
◇◇部 ◇◇
【短文テンプレ】
件名:資料内容のご確認
いつもありがとうございます。
資料内の一部表記に相違があるようです。
「2026年」でお間違いないかご確認をお願いいたします。
| コツ | 効果 |
|---|---|
| 自分にも非があるように書く | 相手の心理的負担を軽減できる |
| 「確認のお願い」で締める | 穏やかに修正を促せる |
納品・請求書ミスを指摘する例文(フル+短文)
金額や型番の誤りなど、実務的な指摘もやわらかく伝えることが大切です。
【フルバージョン例文】
件名:本日の納品内容について
株式会社〇〇 △△部 □□様
平素よりお世話になっております。
△△株式会社の◇◇です。
本日納品いただいた商品を確認いたしましたところ、型番が一部異なっているようです。
お手数をおかけしますが、詳細をご確認の上、交換のご対応をお願い申し上げます。
詳細は添付資料に記載しております。
ご多忙のところ恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。
△△株式会社
◇◇部 ◇◇
【短文テンプレ】
件名:納品内容のご確認
いつもお世話になっております。
納品内容に一部相違がございましたので、ご確認をお願いいたします。
| 注意点 | おすすめ表現 |
|---|---|
| 責任を明確にしない | 「〜のようです」「〜かと存じます」 |
| 対応をお願いするとき | 「お手数をおかけしますが」「ご確認のほど」 |
社外向けのメールでは「敬意+確認依頼+柔らかい表現」の3点が基本です。
次の章では、社内(上司・同僚・部下)への間違い指摘メール例文を紹介します。
社内向け(上司・同僚・部下)への間違い指摘メール例文【立場別】
この章では、社内での間違い指摘メールを立場別に紹介します。
社外よりも距離が近い分、言葉選びを少し工夫するだけで印象が大きく変わります。
上司への間違い指摘メール(フル+短文)
上司に対しては、敬意を前提に「確認」の形で伝えるのが基本です。
【フルバージョン例文】
件名:次回会議日程のご確認
○○部長
いつもお世話になっております。
総務部の◇◇でございます。
先ほどお送りいただいた会議案内について確認いたしました。
「18日(水)」と記載がございましたが、カレンダー上では土曜日でございました。
「25日(水)」のご予定でお間違いないでしょうか。
お忙しいところ恐縮ですが、ご確認のほどお願いいたします。
総務部 ◇◇
【短文テンプレ】
件名:会議日程の確認
お疲れさまです。
ご案内の会議日程ですが、「25日(水)」のご予定でよろしいでしょうか。
念のため確認させていただきます。
| ポイント | 例文内の工夫 |
|---|---|
| 敬意を示す | 「お間違いないでしょうか」と控えめに確認 |
| 誤りを指摘しすぎない | 「確認いたしました」から入る |
同僚への指摘メール(フル+短文)
同僚にはフラットな関係を保ちつつ、協力的なトーンで伝えるのがコツです。
【フルバージョン例文】
件名:資料の記載内容について
○○さん
お疲れさまです。◇◇です。
共有いただいた資料の3ページ目ですが、「A社」と記載の箇所が「B社」ではないかと思われます。
念のためご確認いただけますか。
もしこちらの認識違いでしたら教えてください。
よろしくお願いします。
【短文テンプレ】
件名:資料の確認
○○さん
資料の3ページ目、「A社」の箇所ですが「B社」ではないでしょうか。
確認お願いします。
| ポイント | 表現例 |
|---|---|
| やわらかく伝える | 「〜ではないかと思われます」 |
| 協力姿勢を見せる | 「こちらの認識違いでしたら」 |
部下・後輩への指摘メール(フル+短文)
後輩へのメールは、教育の要素を含めながらも責めずに導く表現を心がけましょう。
【フルバージョン例文】
件名:報告書の修正について
○○さん
お疲れさまです。◇◇です。
提出してもらった報告書を確認しました。
3項目目のデータが最新の数値と異なっているようです。
再確認のうえ、修正版を共有してもらえますか。
ご不明点があれば、いつでも聞いてください。
よろしくお願いします。
【短文テンプレ】
件名:報告書の再確認
○○さん
報告書3項目目のデータが異なっているようです。
確認と修正をお願いします。
| 指導時のポイント | 実践的な言い回し |
|---|---|
| 相手の努力を否定しない | 「確認しました」から始める |
| サポートの姿勢を見せる | 「いつでも聞いてください」 |
社内メールの基本は「対等さ」と「敬意のバランス」です。
相手との信頼を保ちながら、冷静に事実を伝えることで、スムーズな関係を築けます。
次の章では、お客様への間違い指摘メール例文を紹介します。
お客様への間違い指摘メール例文【印象を損ねない表現】
この章では、お客様に対して間違いを伝える際の丁寧な言葉選びと、信頼を保つための実用例文を紹介します。
お客様向けの指摘は、特に慎重さが求められます。直接的な表現を避け、感謝と確認の流れで伝えるのがポイントです。
名前や注文内容の誤りを伝える例文(フル+短文)
名前の誤りなどは、指摘の仕方によって印象が大きく変わります。穏やかに確認を促しましょう。
【フルバージョン例文】
件名:お名前記載のご確認
○○様
△△株式会社の◇◇でございます。
いつも格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。
先ほどお送りいただいた資料を拝見しましたところ、弊社担当者の名前が「田中」となっておりましたが、「鈴木」の誤りかと存じます。
お手数をおかけいたしますが、ご確認のほどお願い申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
△△株式会社
◇◇部 ◇◇
【短文テンプレ】
件名:お名前記載の確認
○○様
お送りいただいた資料内に記載のお名前が「鈴木」となっておりましたが、「田中」でお間違いないでしょうか。ご確認をお願いいたします。
| 注意点 | 推奨表現 |
|---|---|
| 責任を追及しない | 「〜かと存じます」「〜のようです」 |
| 感謝を添える | 「いつもお世話になっております」「ご対応ありがとうございます」 |
添付ファイル・仕様違いの例文(フル+短文)
添付ファイルや仕様に違いがある場合も、断定せず確認をお願いする形にします。
【フルバージョン例文】
件名:添付ファイルのご確認
○○様
いつもお世話になっております。
△△株式会社の◇◇でございます。
先ほどお送りいただいたメールの添付ファイルを確認いたしましたところ、ファイル名が「A.pdf」となっておりました。
「B.pdf」をお送りいただくご予定ではなかったかと存じます。
お忙しい中恐縮ですが、ご確認をお願い申し上げます。
△△株式会社
◇◇部 ◇◇
【短文テンプレ】
件名:添付ファイルのご確認
○○様
添付ファイルが「A.pdf」となっておりました。
「B.pdf」でお間違いないかご確認をお願いいたします。
| ポイント | 表現の工夫 |
|---|---|
| 確認の形で伝える | 「〜ではなかったかと存じます」 |
| 再送を促す場合 | 「お手数をおかけしますが」「ご対応お願い申し上げます」 |
再送依頼・再確認依頼の例文(フル+短文)
お客様に再送や再確認をお願いする場合は、誠意をもって柔らかく伝えましょう。
【フルバージョン例文】
件名:資料再送のお願い
○○様
いつも大変お世話になっております。
△△株式会社の◇◇です。
ご送付いただいた資料の一部が開けなかったため、再送をお願いしたくご連絡いたしました。
お手数をおかけいたしますが、改めてお送りいただけますでしょうか。
ご対応に感謝申し上げます。
△△株式会社
◇◇部 ◇◇
【短文テンプレ】
件名:資料再送のお願い
○○様
ご送付いただいた資料の一部が確認できませんでした。
お手数ですが、再送をお願いいたします。
| ポイント | 言い換え例 |
|---|---|
| ストレートすぎる依頼を避ける | 「お願いしたく」「ご都合のよいときに」 |
| 感謝で締める | 「ご対応に感謝申し上げます」 |
お客様への指摘メールは「確認依頼+感謝+丁寧な締め」で構成するのが鉄則です。
トーンを崩さずに誠実に対応することで、信頼関係をさらに深めることができます。
次の章では、「よくある失敗とその回避策」を見ていきましょう。
間違い指摘メールでよくある失敗と対策
この章では、間違い指摘メールで陥りやすい失敗と、それを防ぐための具体的な対策を紹介します。
どんなに丁寧に書いても、ちょっとした表現の違いで「きつい」「冷たい」と感じられることがあります。
ここでは、避けるべきNG例と修正版を比較しながら解説します。
「責めている」と思われるNG表現と修正版
一見正しい文章でも、言葉のトーンによっては攻撃的に受け取られてしまうことがあります。
以下の表は、よくある言い回しと、それを柔らかく言い換えた修正版です。
| NG表現 | 修正版 | 理由 |
|---|---|---|
| 「間違っています」 | 「違っているように見受けられます」 | 断定を避け、穏やかに伝えられる |
| 「修正してください」 | 「ご確認をお願いいたします」 | 命令調を避け、依頼に変える |
| 「再送願います」 | 「お手数をおかけしますが、再送をお願いいたします」 | 丁寧語を重ねて印象をやわらげる |
「あなたが間違えた」ではなく、「確認させてください」という姿勢を示すのがポイントです。
「曖昧すぎる表現」で誤解されるケース
逆に、丁寧さを意識するあまり、内容が曖昧になると伝わりにくくなります。
要点をはっきり伝えつつ、トーンを柔らかく保つのが理想です。
| 曖昧な言い方 | 改善例 | 改善のポイント |
|---|---|---|
| 「少し違うような気がします」 | 「3ページ目の金額が異なっているようです」 | 具体的な箇所を明示する |
| 「前回と違うかもしれません」 | 「前回のデータと数値が異なっております」 | 比較対象を明確にする |
| 「多分こちらかと思います」 | 「こちらの内容でお間違いないでしょうか」 | 確認の形に言い換える |
「具体的に+やわらかく」が伝わる指摘の基本です。
文化・相手別の言葉づかい(取引先/上司/海外)
相手によって最適なトーンは変わります。同じ表現でも、立場や文化の違いによって印象が異なるため注意が必要です。
| 相手 | おすすめ表現 | 避けたい言葉 |
|---|---|---|
| 取引先 | 「ご確認いただけますと幸いです」 | 「確認してください」 |
| 上司 | 「ご意図を確認させてください」 | 「間違いではないですか」 |
| 海外相手 | 「再確認いただけますでしょうか(Could you please double-check?)」 | 「It’s wrong」など断定的表現 |
ビジネスでは「誰に送るか」によって言葉のトーンを調整することが信頼構築の鍵になります。
日本語では特に、間接的な言い回しやクッション表現が丁寧さの象徴です。
相手の立場に合わせて表現を選べる人は、社内外問わず信頼されやすい傾向があります。
次の章では、間違い指摘後の「フォローアップ」で信頼を深める方法を紹介します。
フォローアップで信頼を深めるメール例文
この章では、間違い指摘メールを送った後のフォロー方法を紹介します。
指摘だけで終わらせず、フォローまで丁寧に行うことで「感じの良い人」「信頼できる人」という印象を残すことができます。
返信がない場合の再送・催促メール例文
相手から返信がない場合、焦らず穏やかに再送するのが基本です。
確認のお願いをする際は、催促の印象を与えないように工夫しましょう。
【フルバージョン例文】
件名:先日のメールのご確認
株式会社〇〇 △△部 □□様
いつもお世話になっております。
△△株式会社の◇◇です。
先日お送りいたしました件につきまして、ご確認いただけましたでしょうか。
お忙しいところ恐縮ですが、ご返信をいただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
△△株式会社
◇◇部 ◇◇
【短文テンプレ】
件名:前回のメールについて
お疲れさまです。
先日お送りした件についてご確認いただけましたでしょうか。
ご都合のよいときにご返信いただけますと幸いです。
| ポイント | おすすめ表現 |
|---|---|
| 圧を感じさせない | 「ご確認いただけましたでしょうか」 |
| 相手を急かさない | 「ご都合のよいときに」 |
修正完了後の感謝メール例文
相手が修正に対応してくれた後は、必ず感謝を伝えましょう。
「助かりました」「ありがとうございました」と伝えるだけで、印象が格段に良くなります。
【フルバージョン例文】
件名:ご対応ありがとうございました
株式会社〇〇 △△部 □□様
いつも大変お世話になっております。
△△株式会社の◇◇です。
先日ご確認をお願いした件につきまして、迅速にご対応いただき誠にありがとうございました。
修正版を確認いたしました。問題ございません。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
△△株式会社
◇◇部 ◇◇
【短文テンプレ】
件名:ご対応ありがとうございました
お忙しい中ご対応いただき、ありがとうございました。
修正版を確認いたしました。
引き続きよろしくお願いいたします。
| 効果 | 表現例 |
|---|---|
| 信頼関係を深める | 「迅速にご対応いただき誠にありがとうございました」 |
| 今後の連携を促す | 「引き続きよろしくお願いいたします」 |
テンプレート化で効率化する方法
よく使う指摘メールやフォローメールは、テンプレートとして保存しておくと効率的です。
ただし、テンプレートをそのまま使うのではなく、毎回相手に合わせて少し手を加えることが大切です。
| 項目 | テンプレート例 |
|---|---|
| 指摘メール | 「先日の資料について、確認させていただきたい点がございます。」 |
| フォローメール | 「先日お送りした件について、ご確認いただけましたでしょうか。」 |
| 感謝メール | 「迅速にご対応いただき、誠にありがとうございました。」 |
定型文を上手に使えば、時間を節約できるだけでなく、文章のトーンを一定に保つことができます。
フォローは「確認」ではなく「気づかい」の一部。
相手を思いやる一言が、次の仕事をよりスムーズにしてくれます。
次の章では、本記事のまとめとして「信頼される指摘メールの書き方」を振り返ります。
まとめ|正しく指摘できる人が信頼される理由
ここまで、間違い指摘メールの基本から立場別の例文、フォローの仕方までを紹介してきました。
最後に、この記事の要点を整理しながら、指摘メールを上手に活用するための考え方をまとめます。
まず大切なのは、間違いを伝える目的を「相手を直すこと」ではなく「関係を保ちながら正すこと」と捉えることです。
たった一言の表現で、相手の受け取り方は大きく変わります。
特に、「ご確認いただけますでしょうか」「念のため共有いたします」といった柔らかい言葉は、誰に対しても好印象を与えます。
| 良い指摘メールの3原則 | 具体的なポイント |
|---|---|
| ① 敬意を持って伝える | 「お忙しいところ恐縮ですが」とワンクッション置く |
| ② 明確に伝える | 箇所や内容を具体的に記す |
| ③ 感謝で締める | 「ご対応ありがとうございます」で終える |
また、指摘をした後のフォローも信頼を築く重要な要素です。
「ご確認ありがとうございます」「迅速なご対応に感謝いたします」といった一言が、相手の印象を大きく左右します。
指摘メールとは、間違いを指摘するためのものではなく、信頼を築くためのツール。
その意識を持つだけで、あなたのメールはより誠実で、相手にとって心地よいものになります。
丁寧な伝え方を身につければ、ミスを防ぐだけでなく、チームや取引先との関係も強化できます。
次にメールを書くときは、「正す」よりも「支える」気持ちで送ってみましょう。
きっと相手にも、その誠意が伝わります。

